家庭訪問のときに汚い家だと、どのように思われるのか?
家庭訪問は子どもを持つ母親にとって、
一度は経験があることだろう。
ここでは、学校と児童相談所の家庭訪問について、
また家庭訪問で汚い家だとどうなのか
先生の本音も交えてお伝えしていく。
児童相談所の家庭訪問、部屋はどうする?汚い家だと…
家庭訪問で汚い家だと判断されるとどうなるのか。
家庭訪問といえば、学校の先生の訪問と
児童相談所による訪問がある。
学校の先生の家庭訪問の場合、
母親によってほぼ家の中は片付けられている。
最近では働く親が多いため、
家庭訪問を受けるか受けないかのアンケートが配られることもある。
兄弟がいて、以前も先生の訪問を受けたため
今回は辞退するという話も聞いたことがある。
訪問を受けても、玄関先などで5~10分ほど先生と話をして
終了することが多くなっている。
生徒の部屋を見る先生はごくわずかである。
しかし、児童相談所の家庭訪問の場合は、
突然相談員が家に現れて部屋を見に来るパターンがある。
始めは玄関先での聞き取りが行われる。
いきなり部屋の状態を見られることは少ないが、
場合によっては部屋を見せてほしいと言われる。
部屋を見せてほしいと言われる場合は、
かなり深刻な状況であることが考えられる。
児童相談所の家庭訪問は、虐待の通報を受けた場合や
子どもがいるのに静かすぎるといった通報を
うけている場合が多いからである。
訪問の目的は、ずばり児童虐待やネグレクト、
家族の孤独死がないかを見極めること。
家庭訪問による早期発見により解決に至ることもある。
家庭訪問をする先生の本音を調査!
家庭訪問を行う先生たちの本音を聞いてみると、
なかなか大変そうである。
学校の先生の場合、決められた時間内に
各家庭を訪問しなければならない。
地図を見ながら、車の駐車スペースを探しながら
慣れない道を走る。
自分が小学生だったころには、
走ったことのない道で車をこすってしまった!
という先生がいた。
家庭訪問は、先生にとって
新学年に上がった時の大仕事ということだ。
学校の先生の家庭訪問の目的は、
子どもの自宅の場所の把握。
そして、保護者との顔合わせや生活環境を見ること。
親にとっても、先生と直接話すことができる機会である。
先生にとって、それぞれの家庭訪問を笑顔で迎えてもらえるのは、
うれしい対応である。
そこで玄関先で、先生を迎えるマナーについて。
玄関はきれいに掃除をして、
靴はちゃんとかたずけておこう。
座って話ができるように、
座布団を用意しておいたほうがよい。
お茶出しはどちらでもかまわないと言われるが、
おもてなしの意味を込めてお茶出しはすべきだと考える。
各家庭でお茶は出されているため、先生の本音としては、
ペットボトルで頂くのがありがたいとのこと。
その時は、先生に「お持ち帰りくださいね。」と伝えること。
短い時間を有効にすごすために、
お互い気持ちの良い環境を作っておこう。
まとめ
児童相談所の家庭訪問や、
学校の先生の家庭訪問と本音について述べた。
児童相談所の家庭訪問と学校の先生の家庭訪問はどちらも、
その家庭環境を確認することは同じである。
しかし、児童相談所では
虐待やネグレクトを事前に防ぐために訪問するという、
大きな目的があるのが違う点である。
児童相談書では努力しているにもかかわらず、
虐待やネグレクトで命を落としてしまう子どものニュースは絶えない。
そのたびに児童相談所がたたかれているのを見ると、
いたたまれない気持ちになる。
学校の先生の場合には、話をする時間が限られている。
伝えたいこと、訪ねたいことはあらかじめ、
メモに書いておいて話せるように準備しておくようにしよう。