西大寺会陽で死亡?!裸の祭りに海外からも参戦!日本三大奇祭の西大寺はだかまつり

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国の重要無形民俗文化財に指定されている

岡山県の代表的な祭り西大寺会陽。

 

その西大寺会陽、

死亡する人が出るほど激しい祭りとしても有名だ。

 

海外からも注目される危険な祭り。

 

何が原因で起きた事故なのだろうか?

 

 

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西大寺会陽で死亡?過去に死亡事故が起きていた!その死因や原因は?

 

500年以上続く奇祭、西大寺会陽。

 

この西大寺会陽、

死亡事故が過去に2度起きている。

 

その原因は、

この祭りの一番の見せ場である、

宝木投下後の争奪戦の様子を知ることで

みえてくる。

 

西大寺会陽、

通称はだか祭りが行われるのは

毎年2月の第3土曜日。

 

極寒の深夜に開催されるこの祭り。

 

西大寺観音院の本堂、

御福窓(ごふくまど)から投下される

2本の宝木をめぐり、

約1万人の裸の男たちが争奪戦を繰り広げる。

 

運よく宝木を手にしたものは、

1年の福を約束される「福男」に選ばれることになる。

 

会場が、男たちの熱気で包まれるなか、

宝木が投下される。

 

その瞬間、明かりが消され、

あたりが真っ暗になってしまうのだ。

 

そこから争奪戦のスタート。

 

1万人の男たちが宝木を求めて動き始める。

 

足の踏み場もないほど群がった男たちが、

暗闇の中で押し合いへし合いを続けると、

人の流れがだんだんと渦のようになる。

 

この争奪戦により怪我をすることはもちろん、

中には失神、

そして死亡する者まで出る危険な祭りなのだ。

 

 

過去2件発生した死亡事故も、

このような状況が原因で起こっている。

 

1つは、1987年。

 

宝木を奪い合っている最中に死亡。

死因は心不全だった。

 

 

2つ目は2007年。

 

45歳男性が宝木を奪い合っている最中に下敷きになり、

そのまま気が付かれずに意識不明の重体。

 

翌日死亡が確認された。

 

死因は全身圧迫だった。

 

 

このように非常に危険な祭りである西大寺会陽。

 

主催者側は、

自己責任のもと参加するようにとしている。

 

自分は参加したいとは思わないが、

やはり日本の三大奇祭、一度は見てみたい。

 

 

裸の祭りに海外からも参戦!外国人も熱くなる西大寺はだかまつりでの外国人のエピソード

 

実はこの裸祭り、

海外から毎年たくさんの外国人が参加することで有名だ。

 

海外では「西大寺はだかまつり」と呼ばれず、

「Japan Naked festival」という名で知られていて、

海外からの取材も多く、

過去にイギリスのBBCやフランスのCanal+などが取材に来ている。

 

なぜそんなにも海外で注目されているのだろうか?

 

 

海外には、他にもはだかになる祭りはいくつかある。

 

しかし、

この西大寺会陽のように裸にふんどしを巻き、

男だけで行う祭りというのは

世界でもかなり奇妙にうつるだそう。

 

西大寺会陽の様子を観た外国人は

「とても日本的な祭りだ。」

「日本の歴史を感じる!参加してみたい。」

 

「ふんどしがおむつのように見える。」

「なんでこんなに寒そうなのにみんな裸なんだ!」

と反応は様々。

 

しかし、この日本の三大奇祭の一つ、

西大寺会陽に多くの関心を集めているのは確かなようだ。

 

 

参加したことがある外国人のエピソードを紹介しよう。

 

オーストラリア出身、

国内在住の男性は、

仕事の関係で日本に来て西大寺会陽のことを知った。

 

日本で暮らしているが、

まだまだ分からないことがあり、

日本の文化や日本人の気持ちを知りたくて、

祭りに参加したのだ。

 

会場に行く前にふんどしを締めてもらうとき、

本当は顔から火が出るほど恥ずかしかったが、

きれいな白い布をキュッと締められると

気が引き締まる思いがした。

 

いよいよ宝木が投下されるというときは、

周りの男たちの熱気にひるみそうになったが

必死で両手を上に突き上げて宝木を奪おうと必死になった。

 

結果、一度掴みはしたものの奪われてしまい、

福男にはなれなかった。

 

「日本人の気持ちはわからなかったが、

とにかく楽しかった。

仲間と参加して盛り上がるのがいい!

来年も参加したい。」と笑顔で話していた。

 

西大寺会陽は外国人をも魅了するパワーに溢れた祭りのようだ。

 

 

まとめ

 

日本の三大奇祭、西大寺会陽。

 

死亡者が出るほど激しい祭りだ。

 

しかし、その激しい人と人とのぶつかり合いや

会場の熱気が

多くの外国人の心を掴んで離さない要因だろう。

 

参加する際には十分な準備をして臨んでほしい。

 

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