お彼岸の時、煮しめをよく食べる人も多いと思う。
だけど、意外と自分で作ったりそもそも、
お彼岸とはなにか知らない人も多いだろう。
今回は煮しめと、もう一つの定番おはぎの作り方を
お彼岸の由来と共に説明する。
お彼岸の煮しめはどう作るの?
そもそもお彼岸とは、春と秋に2回あり、
春彼岸と秋彼岸とそれぞれ言われている。
仏教の世界ではこの彼岸の期間に元来、
先祖を供養したり、自身の修行をしたりしていた。
この際食事は先祖の好物または、精進料理を食べる。
精進料理とは、動物の殺生をしてはいけないという仏教の教えから、
肉魚の料理を食べず、野菜や穀物、豆類を中心にした料理である。
仏壇に肉や魚を上げるのを控えなければいけない。
お彼岸って時期も、その時期に食べるものについても
なんとなくうる覚えって人が多い気がする。
私もだ。
まあ煮しめを食べるのが一般的である。
さて、ここで煮しめの作り方・レシピを紹介しよう。
まず材料、
鶏肉-1枚、人参-1本、ごぼう-1本、里芋-8個、椎茸-5個、
油揚げ-1枚、こんにゃく-1枚、レンコン-1節、
絹さや-適量、昆布-適量、醤油-大2、砂糖-大2、水-2カップ。
作り方、
①まず里芋の皮を剥き大きめに切って、
塩でもみ洗い、水に入れて茹でる。水気を切る。
②鶏肉を大きめに切る。
人参とごぼうを乱切りに切る。
③椎茸、油揚げ、こんにゃく、昆布を切る。
④鍋に里芋、絹さや、調味料以外を入れて、
中火にして入れる。
⑤煮えたところで、里芋と調味料を入れ、
煮汁がなくなるまで煮たところで、絹さやを投入。
完成だ。
春と秋、ちょうど野菜がおいしい季節で、
家族みんなで煮しめを食べるのにはピッタリの季節だと思う。
お彼岸に肉魚を避けて、煮しめを食べる理由を分かって食べれば
もっと楽しく食事ができるかもしれない。
お彼岸のご馳走と言えば…おすすめを紹介
お彼岸の定番のご馳走と言えばやはり、おはぎだろう。
おはぎって年配のおじいちゃんおばあちゃんは
普段から食べる人が多いのかもしれないが、
他の人からすると意外と食べることって少ない。
だからこそ、お彼岸の季節に改めて定番の人気のご馳走、
おはぎをおすすめしたい。
ちなみに、ご存じだとは思うが、おはぎとは、もち米を丸めて、
その周りに小豆やあんこをまぶした和菓子のことである。
材料は、もち米1合、水200ミリ、塩ひとつまみ、つぶあん400gだ。(10人分)
用意するものがとても少なくてとてもラクチン。
次に作り方だ。
①もち米の中に、塩ひとつまみを入れて炊飯器で炊く。
そしてつぶあんを40gずつ計量しておく。
②炊けたもち米を麺棒で搗く。それを手で10等分にする。
③最後に先ほど分けた、つぶあんにもち米を包めばもう完成だ。
つぶあんを包むときにラップを使うと手が汚れずにとっても便利だ。
甘い食べ物で、ちょっとカロリーが高いため、
おいしいからといって、つい食べ過ぎてしまわないように
しないといけないかもしれない。
まあお彼岸の時ぐらいはいいだろう。
まとめ
お彼岸とは元来春と秋にあり先祖を供養したり、
自分自身の修行をするための期間。
肉魚は避け、野菜や穀物、
豆類を中心にした精進料理を食べる。
仏壇に肉や魚を上げるのを控えなければいけない。
お彼岸の代表的な料理、煮しめの作り方はというと、
まず里芋を切り、茹でる。
そのあとに鶏肉と野菜を切り、その後鍋に里芋と絹さや、
調味料以外を入れる。
煮えたところで最後にこれらを入れると完成する。
そして、もうひとつのお彼岸の時の人気のご馳走が、おはぎ。
おはぎは、炊きあがったもち米につぶあんを包んでしまえばもう完成。
簡単だ。
これを機に家族みんなで、
お彼岸の時に煮しめとおはぎを作ってみたらいかがだろうか。